日本初の自作ロボット専門店
2000年8月の開店以来、「ツクモROBOT王国」はいつも多くの客でにぎわっている。ロボットのさまざまな部品や二足歩行ロボットの製作キットが並ぶ、ロボットを自分でつくる人のために生まれた、初めての専門店だ。
かつて数十万円したキットが、いまや10万円を切るまでになり、しかも、ロボットの性能は格段によくなった。走ったり、跳んだりできるのはもちろん、前転をしたり、縄跳びをしたり、サッカーのシュートを決めたり、自由自在に動く。店内の小さなサッカー場で、最新ロボットの俊敏な動きを試すこともできるのだ。「最近は50代から60代のお客さまがすごく増えました。子どもの頃にラジコンに熱中していたという方が多いんですよ」と、店長の荒井貞博さんは話す。