戦場の晴れ姿に華を添える

朱漆に金蒔絵で龍を描いた優美な刀を差して戦にのぞんだのは、加賀藩主・前田利家といわれる。16世紀に花開いた華やかな金の工芸文化が、武具からもうかがえる(所蔵/尾山神社 写真提供/東京国立博物館)

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