日本酒のできるまで

菌が増えやすいように布で保温して、一昼夜置く。2日目にこの麹をほぐし(9)、「麹蓋(こうじぶた)」という浅い木の容器に盛っていく(10)。菌が繁殖してくると温度が上がるので、麹蓋を上下で入れ替えたり、振ったり(11)して、麹の質を均一にする。冬場とはいえ、室温30℃、湿度約60%に保たれた部屋での作業は重労働。二昼夜かけて麹は完成する(12)

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