山口県の北側、日本海に面する萩市街。空から一望すると、この街がいかに江戸時代の城下町の景観をよく残しているかがわかる。17世紀初め、大名・毛利氏は写真上方の小さな山、指月山とその山麓に萩城を築き、すぐそばの三角州に城下町を整え、橋本・松本の両河川を天然の外堀とした。歴史的な建物も多く残り、今でも江戸時代の地図で歩けるという