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特集★
京都、行こう千年の都へ
今から約1200年前の794年、京都に平安京が建設されてから、1868年の東京遷都に至るまで、天皇の住まいである皇居は京都にあり、同時にそれはあらゆる意味で「日本の中心」を意味していた。約400年間続いた平安時代から、鎌倉、室町、安土桃山、そして江戸時代と、京都は千年余りの長きにわたって日本の文化・宗教・政治の中枢として発展を続けてきたのだ。つまり日本の歴史は、京都の歴史そのものといえる。世界文化遺産に登録された14カ所の社寺や1700以上にものぼる国宝、重要文化財の数々。そんな京都を訪ねる旅は、古き日本の心に出会える極めて貴重な体験となるはずだ。人口約150万の現代都市としての京都は少しずつ変貌しながら、しかしなお、千年の都・京都は今も変わらず目の前に存在する。あなたの知らない深く豊かで味わいのある京都へ、ようこそ、おこしやす。
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