西陣織職人・山口伊太郎(103歳)・安次郎(100歳)
兄の伊太郎さんは1901年生まれ。小学校卒業後の12歳の時、織物商店で働き始め、18歳で織元として独立。70歳のとき、12世紀に描かれた『源氏物語絵巻』を、絹の高級織物である西陣織で再現することを決意。現在は4巻目を制作中で、「週末も休むことなく一日中、制作に没頭する日々」だという。「『源氏物語絵巻』は全4巻。最後の1巻を完成させるにはまだ10年は生きなければなりません。長寿の秘訣は2つ。女性を恋する気持ちを失わないことと、ものをよく噛んで食べることです」。一方、弟の安次郎さんは1904年生まれ。小学校卒業後、織職人として西陣織の技を磨き、300年前の能装束の復元などを手がけている。

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