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砂漠化の進む黄土高原に、森林を取り戻す
緑の地球ネットワーク
中国の黄土高原は、今や砂漠化が進み、干ばつ、水土流出(緑を失った土壌が降った雨で崩れ、流されて行くこと)、井戸水の枯渇など環境破壊が著しい。「緑の地球ネットワーク」は、この高原の東北部、山西省大同市で緑化協力活動を行うNGOだ。1992年、中国の環境問題を懸念した事務局長の高見邦雄さんが、有志とともに活動を始めた。
やせた土地や乾燥に強いマツを主体に山や丘陵地に植樹したり、50ほどの村に小学校付属の果樹園を造ったりする活動を行っている。これまでに1300万本の樹木を3800haの面積に植樹。年間約250人の日本人が現地入りし、地元の人たちと一緒に木を植える。
「マツは根が張るまでが大変弱い。30cm成長するのに3〜4年かかり、干ばつで枯れることもあります。でも、5年を過ぎると1年に30cm以上も伸びて緑が色濃くなっていく。植樹でいい結果を残すには、数年、数十年という単位で考えていくことが必要です」と高見さん。今後は人材育成や栽培技術の改善に力を入れ、天然更新できる森を目指す。
http://member.nifty.ne.jp/gentree/
(日本語版のみ) |
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