森は生命のみなもと
レインフォレスト・ジャパン代表 南 研子さん
 牧場や鉱物資源の開発のために環境破壊が進むアマゾンの熱帯雨林。1989年、イギリスのロック歌手スティングが「アマゾンを守ろう」というテーマを掲げ、世界公演を行った。その日本公演を手伝ったことが、南さんとアマゾンとの出会いである。
 以来、私財を投じて熱帯雨林の保護とブラジルの先住民の支援を続けてきた。
 毎年、3〜4カ月はブラジルの中央部に広がるジャングルに入る。
 「先住民たちと暮らすと、森が人間にとっていかに大切なものかがわかります。森はいのちの源泉ですよ。私も森の中では快食、快眠、快便になる。不思議ですね」
 これまで植林をはじめ、先住民への医療、教育など、いくつもの支援活動を行ってきた。常に頭を悩ませているのが資金繰りだ。
 「2年前、ブラジル政府がODAを草の根のNGOにもまわす方針を決めたんです」。さっそく申請を出した。今年は予算をもらえるだろうという。

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