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日本の漁業生産高は662万6000tで、金額にすると1兆9868億円にも及ぶ。これは中国、ペルーに次いで多い生産高だ。しかし、近年、魚介類の捕りすぎによる魚場の悪化、漁業就労者の減少などにともなって、生産高も減る傾向にある。反対に、水産物の輸入量は伸びており、1999年には341万6000t、金額にして1兆7395億円にも上った。世界中で貿易されている水産物のうち、輸入額にして26%を占める日本は、世界最大の水産貿易市場なのである。輸入品目の上位5種はマグロ類、エビ類、サケ・マス類、タラ類、カニ類で、総輸入量の約3分の1を占めている。
また、各国から輸入するだけでなく、日本の漁船は、世界中の海でも魚を捕っている。カツオ漁では南太平洋まで、マグロ漁では、太平洋はもちろん、大西洋、インド洋まで乗り出している。このようにして、魚好きの日本人の食卓には、今日も世界各国から、おいしい魚が届けられているのだ。(2002年発行の「平成13年度水産白書」より)
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