女性が作った女性のためのコンビニ――エスココ
女性に喜ばれるコンビニを――との思いから、2001年5月、愛知県名古屋市に開店したのが、エスココである。
発案、企画などスタッフは全員女性。店内のトイレは「パウダールーム」と名付けられ、化粧直しに便利な大きな鏡や、ストッキングをはき替えたり着替えができるよう、靴を脱いで上がれる台も備えられている。歯磨き用のコップ、あぶらとり紙も自由に使える、まさに「女性のためのコンビニ」だ。
お弁当類はどれも小さく、安い。ダイエットのため?と思いきや、そうではない。そのほうが、多くの種類を食べられるからだ。「あれも食べたいし、これも食べたい。女性は欲張りなんです」と、発案した潟Rコストア商品本部の中村美佐子さんは言う。
量が少なめのカツ丼、パンやサラダにデザートなど、好きなものを好きな量だけ選べるから、通常のコンビニ弁当の値段で、いろいろな食べ物を楽しめるというわけだ。
化粧品も流行や季節に敏感な品ぞろえだ。夏は髪をあげるためのクリップ類、冬は唇の荒れを防ぐ口紅を何種類も用意している。流行の網タイツも数多く取り入れた。「勤め帰りにここで着替えて遊びに行かれる女性もいます。もともと私自身がコンビニで欲しかったものをそろえてありますので、商品には自信があります」(中村さん)
同店には、女性が大好きなおしゃべりができる、14席の飲食コーナー「イート・イン・カフェ」もある。

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