コンビニさえあれば安心です――日本の若者たちは言う。確かにコンビニは年々そのサービスを広げ、“便利”どころか、日本人の生活様式まで変えようとしているようだ。
例えば、店内に設置されているタッチパネル。画面に指で触れることでさまざまな商品を買うことができる。コンサート等のチケット、航空券、ホテルの予約、店によってはCD、ビデオ、書籍やコンピュータが購入できて、求人情報を調べて仕事を探すこともできる。
ローソンでは「コンビニ検診」と称する健康診断の申し込みが、指先ひとつでできる。送られてくる検査セットを使って、尿や血液を自分で採取して送り返すと、後日、診断結果が送られてくるというものだ。
電話や電気など公共料金の支払いはあたりまえ。今やコンビニはATMが設置され、わざわざ銀行に行かなくても、預け入れ、払い戻し、残高照会、振り込みもでき、中には現金を借りることさえできるコンビニまで出てきた。またセブン-イレブンのネット通販、セブンドリーム・ドットコムを使えば、自宅のパソコンから約80万種類の商品を注文できて近くの店で受け取ることができる。宅配便は、荷物が届くまで自宅で待っていなければならなかったが、都合のよい時に受け取りに行けばよいというわけだ。
このように、コンビニは最先端ネットビジネスの重要な拠点なのである。「コンビニの基本はお客様の要望にお応えすることです。こうして欲しい、という声にきめ細かく対応するのが、日本のコンビニの特徴かもしれませんね」(am/pm広報・川島典子さん)

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