|
2002年6月1日、新潟の人びとは、新潟スタジアム・ビッグスワンでの、日本の開幕試合を「伝統の技」で迎えようとしている。
試合に先だって、新潟の佐渡島を拠点として活躍する「鼓童」が、伝統芸能の和太鼓を演奏する。直径1mもある太鼓を、30張以上も打ち鳴らす、鼓童の力強い演奏は、国内外で高い評価を得ている。
「もともと新潟の伝統芸能を学ぶところから始まった集団です。ワールドカップでも、多くの人に、我々の演奏する伝統芸能に触れて欲しい」
と鼓童のスタッフは熱く語る。
一方、漆器職人の長谷川守邦さんは、300年の歴史をもつ、新潟の伝統工芸品・漆器を通じて、大会を盛り上げようとしている。長谷川さんが考えだしたのは、サッカーボールをデザインしたお盆。ボールが立体的に見えるように工夫されたお盆は、新聞にも取り上げられ、大きな話題となっている。
|