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日本の「サッカーどころ」といえば、何といっても静岡県だ。
「他県に比べ芝のグラウンドが多く、サッカーをする環境が整っている。幼児からお年寄りまで、サッカー愛好家の数はどこにも負けません」
静岡県サッカー協会理事の山本輝雄さんは胸を張った。小さなグラウンドとゴールで行う「チャイルドサッカー」は、県内のほとんどの幼稚園で取り入れられている。また、小学生の多くは、地域の少年サッカーチームに入るが、その数は県内に350チーム、約1万5000人にもなる。中山雅史選手や名波浩選手をはじめ、Jリーグのスター選手には、静岡県の少年サッカー出身者が多い。
山本さんは34年前から地元藤枝市の少年サッカーチームの顧問を務めている。
「子どもたちの試合を見るのが何より楽しい。サッカー人口がこれからも増えていくということですから」
未来のワールドカップ選手たちを見つめる山本さんの目は優しい。
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