兵庫県神戸市/神戸ウイングスタジアム

ボランティアの手でワールドカップを盛り上げたい

文●福島恵美  写真●武田憲久


1995年の阪神・淡路大震災で未曾有の被害を受けた神戸。震災後、神戸市が提案した事業の一つに、スポーツと健康をテーマにした街作りがある。NPO法人「神戸アスリートタウンクラブ」は、その構想を市民の手で実現するために、98年に発足した。正会員100人と登録ボランティア100人で構成され、スポーツイベントの開催・支援や、スポーツボランティアの組織作りなどを行う。
今度のワールドカップでは、市やJAWOCが募集するボランティアとは別のところで、独自の活動を展開する予定だ。街の美化、神戸で試合をする国の応援団作り、音楽や食を通しての文化交流など、アイデアはいっぱい。担当の坪井正治さんは、「観戦に来る人たちと地域住民が触れ合える場を作っていきたいですね。震災の時に支援してくれた世界中の皆さんへのお礼も込めて…」と、開催地、神戸を盛り上げようと張り切っている。


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