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町の中の快適空間―日本の公共トイレは進化する
誰もが利用する、公共トイレ。ほとんどが無料であったせいか、日本では長い間管理が行き届かず、
できれば利用したくない施設であった。しかし “取り残されてきた”公共施設はいま、生まれ変わろうとしている。
文●真田邦子 写真●菅原千代志 写真提供●日本トイレ協会(*印)
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靴を脱いで上がる熊本県合志町のトイレ。引き戸を開くと「土足禁止」と床に書いてある。
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人々の集まる街頭や公園、駅などに設置された公共トイレ。日本では、第2次世界大戦後の経済成長とともにさまざまな公共サービスが向上したが、トイレの設備は長い間、整備されないままになっていた。20年ほど前まで公共トイレは、汚い、暗い、臭い、怖いという印象が強かったのである。
しかし1980年代に入り、経済的に豊かになった日本人の中に、公共施設をより快適に使いたいという要望が高まり、その一環として公共トイレを改善する動きが各地に起こった。 |
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屋上は展望台で、トイレが公園の主役になっている。(設計:(株)環境と造形・早稲田大学後藤春彦研究室)
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