Web Japan > Kids Web Japan > 日本語 > 日本各地の名産品 > 大阪:お好み焼き、たこ焼き
大阪は東京の首都圏につぐ大都市圏です。その大阪を中心に古くから親しまれてきたのが、「お好み焼き」「たこ焼き」という名物料理です。「くいだおれの街」と呼ばれるほど豊かな食文化を持つ大阪でこれら二つの料理は発展しました。
(C)財団法人大阪観光コンベンション協会
お好み焼きは、キャベツ、小麦粉、卵、豚肉や魚介類、など様々な食材を具材としてまぜ、さらに鉄板上で焼き上げる単純なものですが、いつでも食べられる手軽さと奥深い味わいで、大阪にとどまらず日本中で人気のある庶民の味となっています。
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大阪が発祥とされるたこ焼きも、小麦粉の生地を使うことはお好み焼きと同様ですが、無数の半球状の窪(くぼ)みのある専用鉄板により、見た目にも楽しい球形(直径約3~4cm程度)に焼き上げることで、とても気軽に食べられる日本の代表的なファーストフードの1つとして、老若男女を問わず間食やおやつなどに食べられています。
また、たこ焼きには、その名の通りタコの切り身が主な具材として包みこまれており、その味はもちろんのこと、トロッとした生地とタコならではの弾力感に富んだ食感のコントラストが人気の秘密ともなっているのです。
なお、お好み焼きやたこ焼きと共に、独特の甘みと程良い辛味・酸味を持つ専用ソース、マヨネーズ、鰹節、青のりなどが欠かせない調味料として食されています。みなさんもぜひ、その美味しさと活気あふれる雰囲気を本場大阪で体験してみてください。