Web Japan > Kids Web Japan > 日本語 > ハイテクジャパン > ハイテクトイレ > 日本女性向け新装置も登場
ラジオのような箱から音が出ます。(TOTO)
トイレに関係する日本独特の技術・製品のひとつに「トイレ用擬音装置」というものもあります。日本の女性は公共トイレでの使用音を人に聞かれるのを嫌って水を流しながら用を足し、終わってからまた水を流すので、水のムダ使いになっていました。そこでTOTOは1988年に、公共トイレやオフィスのトイレ用に「ザザー」という水の流れる音を出す「音姫」という装置を売り出しました。用を足す時に「音姫」を使えば、実際に水を流すのは1回で済むため、TOTOでは1回のトイレ使用につき約20リットルの節水になると試算しています。これを女性400人が働くオフィスビルの場合で計算すると、各人が一日5回トイレに行くとして年間で1000万リットル以上の水が節約でき、下水道代は774万円も安くなるといいます。