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ハイテクジャパン

恐竜ロボット


太古の地球の支配者「恐竜」


人間が地上に誕生する前のはるか遠い昔「中生代」(約2億2,500万年前)。地球上は「恐竜」(大型の爬虫類)たちによって支配されていました。


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(C) Kokoro Company Ltd.

理由は諸説ありますが、約6,500万年前に突然姿を消したとされるその恐竜たちを、いま私たちは化石から推定・復元された姿として見ることが可能となっています。有名なティラノサウルスやトリケラトプスなど、皆さんも一度はテレビや映画、博物館などで目にしたことが多いはずです。




現代によみがえる恐竜!


 とはいえ、テレビや映画に登場する恐竜の多くは、CG(コンピュータ・グラフィックス)などで再現されたものであり、また博物館でも化石から復元された骨格標本のようなものがほとんどでした。ちょっと想像してみてください。もし、本当に巨大な恐竜が動く様子を見ることができたら、どんなに楽しいでしょう!


 そんな夢を現実に変えてくれるのが、日本の株式会社ココロが開発した「恐竜ロボット」なのです。


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(C) Kokoro Company Ltd.


 動刻(動く彫刻)とも呼ばれるこの恐竜ロボットは、まるで本物のような外見はもちろんのこと、その動きや細かな仕草までもが、最新の学説に基づきながら正確に復元されています。さまざまな最新技術を組み込んだ恐竜ロボットは、あたかも生きているかのように、リアルでスピード感のある動きをします。


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神流町恐竜センター〔日本・群馬県〕 (C) Kokoro Company Ltd.



世界で活躍する恐竜ロボット


恐竜ロボットには、見上げるほどの巨大なものから羽毛の生えている恐竜まで豊富な種類が取り揃えられており、また様々な企画や展示にあわせて世界でたった1体だけのオリジナルロボットが製作されます。


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「ディノポリス」 〔スペイン・テルエル〕
(C) Kokoro Company Ltd.

なお、これら恐竜ロボットと同様の技術を生かした日本の株式会社ココロの様々な動刻は、「ロンドン自然史博物館」(イギリス・ロンドン)、「アメリカ自然史博物館」( アメリカ・ニューヨーク)、「ディノポリス」(スペイン・テルエル)など、世界各地の博物館やアトラクションで現在も活躍中です。




(2009年7月更新)