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家庭用ゲーム機


もう一つの世界「携帯ゲーム機」

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公園のベンチに座って携帯ゲーム機で遊ぶ。(PANA)

 家庭用ゲーム機には、プレイステーション2などのテレビゲームとは別に持ち運びができる「携帯ゲーム機」もあります。現在は任天堂の「ゲームボーイアドバンス」が世界市場で一番人気です。一方、SCEIは2004年中にも「PSP(プレイステーション・ポータブル)」を発売する方針です。プレイステーション2で家庭用テレビゲーム機を席巻するSCEIの新規参入だけに、注目を集めています。


 SCEIはPSPをゲームのほか、映像や音楽が楽しめる多機能の携帯端末と位置付けています。ソフトはCDやMDよりも小さい光ディスク「ユニバーサル・メディア・ディスク(UMD)」に入れるため、携帯型でも大容量のデータが収録可能です。携帯ゲーム機でも多機能化が進むでしょう。


 携帯ゲーム機が広く普及した背景の1つに、ディスプレイの液晶の高性能化があります。任天堂が1989年に発売した「ゲームボーイ」は白黒液晶でした。カラー化は「ゲームボーイカラー」(98年発売)まで10年近くかかりました。現在の最新型「ゲームボーイアドバンスSP」は、折り畳み型でポケットに入るほどの小ささです。最大10時間連続して遊ぶことができ、日本の子どもたちに大人気です。