レインボーブリッジは東京の新名所のひとつです。東京の下町と新しく再開発されたウォーターフロント地域を結びます。
写真提供: 東京都
2012年に開業した東京スカイツリーは、今では東京の新しいシンボルになりました。高さは634メートルです。 ©東部鉄道株式会社、東部タワースカイツリー株式会社
東京は徳川幕府が政府を置いた17世紀の初めから徐々に発展してきました。そのころは江戸と呼ばれ、世界の大都市のひとつになるのに時間はかかりませんでした。1868年の明治維新で国の首都になりました。
東京は、明治時代(1868年~1912年)から産業が大きく発展し、周辺地域からたくさんの人が東京に流入してきました。政治・行政機関が集中しているだけではなく、ビジネス、教育、文化の中心としても栄えるようになりました。
この傾向は、日本経済がめざましい成長を遂げた第二次世界大戦後にさらに強まりました。今では東京都の人口は約1380万人にのぼっています。東京で働くたくさんの人たちが近隣の県からの通勤者で、都心から半径50キロメートル内の「首都圏」の人口は、3,000万人に達します。これは日本全体の人口の4分の1にあたります。