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文化


Q. 茶道とはどんなものですか?


A.

茶道
茶道

茶道とは伝統的な様式で茶人にお茶をたて、そのお茶を静かに味わうことです。茶道は禅の教えと深いかかわりがあり、お茶をたてることで心が落ち着き、自分自身を見つめることができます。


お茶は、もともと貴族や僧侶の特別な飲み物として広がり、14世紀のなかばに原形が完成しました。それからさらに裕福な商人に広まり、15世紀から16世紀に武士が勢力を伸ばしてくると、大名や家臣に広まっていきました。


茶道のかたちは長い年月を経て変わっていきました。江戸時代(1603年~1867年)の終わりまで、茶道に親しんでいたのは主に男性だけでした。女性も楽しむことができるようになったのは、明治時代(1868年から1912年)になってからです。


茶道教室はたくさんあり、大きく分けて裏千家、表千家、武者小路千家の3つの派があります。それぞれが独自の作法を守りながら、茶道の精神を受け継いでいます。


写真提供: 外務省