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流行通信

空から探検! 東京の展望台


パート2

都心と富士山を同時に眺める

 東京都の行政施設である東京都庁(高さ243㍍)には、地上202mの展望室があります。この展望室からは、北東に東京スカイツリー、南東に東京タワーを望めますが、ここでぜひ目に焼き付けておきたいのは、西方向に見通すことができる日本のシンボルとして知られる富士山(3776㍍)です。夏場の数カ月をのぞいて雪を被っている優雅な姿の山は、2013年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。近代的な高層ビル群が印象的な新宿のまちと、大自然の富士山という対照的な景色を一度に楽しめる絶好の場所は、誰でも無料で利用することができます。


東京都庁の展望室からの西方向の眺めの中にそびえる富士山(提供 東京都)

東京都庁の展望室からの西方向の眺めの中にそびえる富士山(提供 東京都)


神秘的な“未来都市”

 都庁から見て北側の池袋駅近くには、60階建ての高層ビル「サンシャイン60」(高さ240㍍)があります。この展望台で名物となっているのは、窓際ギリギリから真下を見下ろせる高さ221㍍の「真下観覧スペース」です。昼間に出掛けるのも楽しい展望台ですが、夜景も一度は見てみたいものです。色とりどりにネオンが輝く、神秘的な“未来都市”を目の当たりにできるはずです。


窓枠ギリギリから真下が見下ろせるサンシャイン60展望台の「真下観覧スペース」(サンシャイン60展望台提供)

窓枠ギリギリから真下が見下ろせるサンシャイン60展望台の「真下観覧スペース」(サンシャイン60展望台提供)

サンシャイン60展望台から見下ろす東京の夜景はまさに“未来都市”(サンシャイン60展望台提供)

サンシャイン60展望台から見下ろす東京の夜景はまさに“未来都市”(サンシャイン60展望台提供)

幻想的な絵が浮かびあがるサンシャイン60の「シャイニングエレベーター」内(サンシャイン60展望台提供)

幻想的な絵が浮かびあがるサンシャイン60の「シャイニングエレベーター」内(サンシャイン60展望台提供)

 そしてもう一つ、このビルの見どころとなっているのが展望台利用者だけが使える「シャイニングエレベーター」です。地下1階から60階までわずか35秒という速さが自慢の高速エレベーターですが、動きだすと同時に照明が暗くなり、壁や天井などに描かれた星空やオーロラがブラックライトで浮かびあがります。プラネタリウムの中のような雰囲気が、展望台に向かう気分をいっそう盛り上げてくれます。



(2014年1月更新)