
©2009雨木シュウスケ・深遊/富士見書房/ツェルニ第十七小隊
「学園都市ツェルニ」には敵と戦うために自衛小隊があります。その中でもっとも弱いのが第17番小隊で、ニーナという少女が隊長です。ニーナは新しいメンバーを増やそうと一生懸命でした。そんな時、ケンカの仲裁をしたレイフォンの実力を見てスカウトにやってきます。本当はもう戦いたくないと思っていたレイフォンですが、ニーナやメイシェン、他のクラスメイトたちの気持ちに心が動かされます。そして少しずつ武芸の道を歩く気持ちを膨(ふく)らませていきます。

©2009雨木シュウスケ・深遊/富士見書房/ツェルニ第十七小隊
「学園都市ツェルニ」に次々と事件が起こり、その中で生徒たちは自分のできることを見つけたり、恋(こい)に悩(なや)んだりもします。勇気を持つこと、人を好きになること、自分には何ができるのかを知ること。がんばればいいことがある、という若者たちへの熱いメッセージが、「鋼殻のレギオス」の人気の秘密かも知れません。
(2009年3月更新)