
「グーグーだって猫である」
(C) アスミック・エース エンタテインメント(株)
もう1つ、猫が登場する有名な漫画『グーグーだって猫である』は、この秋、映画になりました。主人公は人気漫画家の麻子。13年間も一緒に暮らしていた猫のサバを亡くして、悲しみのあまり漫画が描けなくなります。そんな時、アメリカン・ショートヘアの子猫グーグーに出会い、麻子の心が少しずつ温まってきます。一緒に寝て、ごはんを食べて、散歩をする。そんな生活をするうちに、漫画家としての仕事もはかどるようになりました。そんな幸せな毎日が始まった時、麻子は思いがけないことを告げられてしまいます。

「グーグーだって猫である」
(C) アスミック・エース エンタテインメント(株)
映画では猫と麻子がのんびりと楽しそうに暮らしていて、見ているだけでほのぼのした気持ちになってきます。お話しの中では楽しいこと、悲しいことがそれぞれ描かれていきますが、猫がいるからこそ麻子の心はくじけません。猫はいつでも人間の友達だということが、優しい心を持った人なら納得できる作品なのです。
(2008年12月更新)