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身の回りにある不思議な形やおもしろい出来事を注意深く観察して、世の中のユニークな「考え方」を発見できる番組が「ピタゴラスイッチ」です。毎週の放送を、おおぜいのファンが楽しみにしています。
15分間の番組はいくつかの小さなコーナーに分かれています。ひとつめは「きょうのトピック」。百科事典の姿をした物知りの「百科おじさん」やペンギンなどのキャラクターが、身近にある不思議な形や現象、面白い法則などを楽しく紹介してくれます。
ふたつめの人気コーナーは「ピタゴラ装置」です。紙コップやクリップ、消しゴム、定規など身近な道具を使って作られたからくり装置の中を、ビー玉がドミノ倒しの要領でどんどん移動していきます。
みっつめの人気コーナーは「アルゴリズムこうしん」です。手を前に伸ばしたり、ぺこりとお辞儀をしたり、頭を左右に振ったりというシンプルな動きを組み合わせた体操を、2人以上の人が縦一列に並んで行います。2番目の人は先頭の人からワンテンポ遅れて動き出し、3番目の人は2番目の人からワンテンポ遅れてスタートします。ひとりでやると意味不明な動きが、前後の人と組み合わさって意味をもった動きに見えてきます。
10本の細くて短い棒が、いろんな形に姿を変えてゆく「10本アニメ」もみんなが大好きなコーナー。川を渡るために船になったり、木に登るためにハシゴになったり、時には雪だるまになったりと、10本の棒の組み合わせがあらゆるものに変身していきます。
この番組を5分間に再編集した「ピタゴラスイッチミニ」は現在、およそ100カ所の国と地域でもNHKワールド・プレミアムで放送中。「ピタゴラスイッチ」ワールドは、世界中の人たちのココロをすっかりとらえてしまったようです。
(C)NHK
(2008年2月更新)