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((c) m&k/小学館・アニプレックス)
頭にはちょんまげがわりにグルグル回るぜんまいのネジがつき、腰にはだんごが4つも刺さった「必笑だんご剣」を差している ぜんまいざむらい。
このユニークなキャラクターを主人公にした1話5分の短編アニメ「ぜんまいざむらい」が小学生低学年の子どもたちを中心に人気を呼んでいます。
お話しの舞台は、明治時代からの近代的な改革がないまま、江戸の古い暮らしぶりが続くユニークな未来の街「からくり大江戸」。そこに突然現れたのが、ぜんまいざむらいです。
だんごが好きで、店先からだんごを盗んでしまった善之助は大福の神に助けられ、頭にゼンマイを取りつけられました。そして善い行いをすると大福の神が天からネジをぐるぐる巻いて寿命を延ばしてくれるのです。
「108の善いことをすれば人間に戻れる」と告げた大福の神の言葉を信じ、ぜんまいざむらいは今日も悪人退治に大活躍。大福の神にもらった「必笑だんご剣」の団子を悪人に食べさせると、相手はあまりのおいしさに幸せを感じ、これまでの行いを反省。とてもよい人になるのです。
この番組はユニークな物語とキャラクターも楽しみのひとつです。たとえば『だんごダイエット』の話では団子を食べ過ぎて太ったぜんまいざむらいが登場。弟子の見習い忍者・豆丸に勧められて団子を断ちますが、他のものを食べすぎてダイエットは大失敗。いつも癖毛隠しのずきんを被っているヒロイン・ずきんちゃんになぐさめてもらいます。
2006年4月からテレビで放映が始まって1年以上が過ぎましたが、ファンはますます増加中。主題歌CDやDVDも人気で、今後も「ぜんまいざむらい」の活躍ぶりに目が離せません。
(2007年9月更新)