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流行通信

ちゃまもり


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「ちゃま」と一緒に日本一周するけい帯ゲーム「ちゃまもり」(© 2006 BIRTHDAY)

 てくてく歩いて日本全国を旅してみたい―。そんな夢をかなえてくれるおもちゃ「ちゃまもり」が女の子の間で人気を集めています。


 ちゃまもりは、何歩歩いたかが分かる万歩計を組み合わせたけい帯液しょうゲームです。日本の47都道府県から好きな出発点を選び、実際に身につけて歩くと、液しょうゲームの中では歩いた歩数の分、移動します。歩き続ければ、となりの県に行き、さらにとなりへと進めます。どんどん歩けば、日本一周ができてしまうというわけです。


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ご当地「ちゃま」のウメちゃま、ももちゃま、らっかちゃま(© 2006 BIRTHDAY)

 いっしょに旅をするのは「ちゃま」と呼ばれるキャラクター。人々を救い、子どもの守り神と信じられている「地蔵」をイメージしています。日本各地には地蔵がいくつも建てられていることから、ちゃまもりでも各都道府県には、その土地の名産品をイメージしたご当地「ちゃま」が待っています。例えば、和歌山県の梅干しが顔になった「ウメちゃま」、岡山県のモモをイメージした「ももちゃま」、千葉県の落花生の「らっかちゃま」など。どのちゃまもユニークで、がんばって会いに行きたくなってしまいます。


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「金運アップ」を願うレモン色の「ちゃまもり」(© 2006 BIRTHDAY)

 日本では、家庭の平和や、受験の合格、病気が治ることなどを願って、神社で買った「お守り」を身につける風習があります。ちゃまもりの外見は、お守りと同じようなきれいなししゅうの入った小さなふくろに入っていて、かばんにつけて持ち歩いてもおしゃれ。レモン色は「金運アップ」、あかね色は「元気みなぎる」などふくろの色によってご利益もちがいます。


 歩けば歩くほどポイントが増えてゲーム内で買い物ができるなど、お楽しみも盛りだくさん。日本1周して2周目に入ると、1周目とは別の「ちゃま」も登場するようです。


 歩くことは健康にも美容にもいいし、日本地図も覚えられそう。歩くのが楽しくなるなんて、すごく得した気分になれるゲームです。


(2007年2月更新)