Kids Web Japan

親子丼おやこどん―とろとろたまごで、ごはんすす

親子丼おやこどんの“どん”とは、どんぶりという厚手あつでふかいボウルのようなうつわのことです。このどんぶりにごはんをよそい、その上におかずをけて一緒いっしょあじわう料理りょうりを、日本にほんでは総称そうしょうして“どんぶりもの”とんでいます。では、“親子おやこ”とはいったいなにしているのでしょうか? 正解せいかいは、材料ざいりょうわせ。鶏肉とりにく(にわとり)ととりんだたまご使つかっているからです。

親子丼おやこどんは、もともとデリバリー専用せんようだった!?

ふるくから日本人にほんじんこめ主食しゅしょくとしてきました。ですから、日本食にほんしょくのおかずのあじはごはんにうものが基本きほん。ごはんとおかずを別々べつべつけるのではなく、ひとつに合体がったいさせてしまったのが、今回こんかい紹介しょうかいするどんぶりものというわけです。どんぶりものはたん時間じかんべられ、さらにボリュームたっぷりかつ栄養えいよう満点まんてんなのでどんぶりひとつで大満足だいまんぞく!どうです、合理的ごうりてきでしょう?

どんぶりうつわは、陶器とうき漆器しっきなどあり、ふたがついているものもあります。

親子丼おやこどん鶏肉とりにくて、たまごでとじて、ごはんにのせたものです。東京とうきょうとり料理りょうり専門店せんもんてんで、醤油しょうゆ砂糖さとう甘辛あまから味付あじつけするとりすききののこった鶏肉とりにく煮汁にじるたまごでとじたものを、おきゃくさんがごはんにのせてべていたのがヒントとなり誕生たんじょうしました。そのどんぶりものを出前でまえ(デリバリー)専用せんよう提供ていきょうして人気にんきとなり、のちにいろいろなみせでもつくられるようになって、親子丼おやこどんばれるようになったといわれています。たしかにどんぶりければお手軽てがるですし、はこびやすそうですよね。

たまごは、はしやフォークを垂直すいちょくにたてて、ざっとほぐすくらいがいいです。ほぐしすぎるととろっとかんすくなくなります。

鶏肉とりにくうまみがあれば、だしらず

親子丼おやこどんには一般的いっぱんてきに、調味料ちょうみりょうだけでなくだしもくわえますが、鶏肉とりにくからうまみがるので、だしがなくてもおいしくつくれます。また、親子丼おやこどん大好だいすきな日本人にほんじんならではの発明はつめいで、「親子鍋おやこなべ」という直接ちょくせつにかけられるレードルのようなかたち専用鍋せんようなべもあります。でもちいさいフライパンさえあれば、とろとろの親子丼おやこどん調理ちょうり簡単かんたん短時間たんじかん手軽てがる出来できるのも、親子丼おやこどんのよいところです。

フライパンのふたをうまく使つかって、たまご絶妙ぜつみょう半熟はんじゅく具合ぐあい仕上しあげます。

ポイントは、なんといってもとろとろの半熟卵はんじゅくたまご一人分ひとりぶんずつつくるほうが、一度いちどにたくさんつくるよりもねつはい具合ぐあい調整ちょうせいしやすくてしっぱいすくないです。こんかいのレシピの分量ぶんりょうなら、たまごくわえたあと中火ちゅうびやく30びょうほどふたをしてとおしてください。仕上しあげにをのせますが、ない場合ばあいにはイタリアンパセリやネギ、セロリのなど、かおりのアクセントになる青菜あおなをのせればOK。かおりがきであれば、パクチーでもいいでしょう。いろどりをえるという意味いみでは、ほうれんそうやグリーンピースもよいでしょう。具材ぐざい熱々あつあつのごはんにのせたら完成かんせいです。
熱々あつあつ半熟卵はんじゅくたまごおおわれたごはんは、めにくくてホカホカ。鶏肉とりにくうまみをふくんだしるととろりとしたたまごてのごはんとからんでひろがるおいしさには、つい笑顔えがおがこぼれます。
もしたまごがなくても、鶏肉とりにくとき親子丼おやこどんおな煮汁にじるをしっかり煮詰につめていけば、ふう鶏肉とりにくもできます。ごはんにのせて海苔のりらして、どんにしてもよいでしょう。

たまご余熱よねつでもはいるので、すこはやいかな?というタイミングでげるとよいでしょう。

日本にほんには、おいしくてたのしいどんぶりものがいっぱい!

親子丼おやこどんのほかにも、日本にほんにはおおくのひとからあいされるどんものがたくさんあります。牛肉ぎゅうにくやたまねぎを醤油しょうゆなどで甘辛あまからてごはんのうえにのせたものを牛丼ぎゅうどんといいますが、日本にほん牛丼ぎゅうどん専門店せんもんてん海外かいがいにも進出しんしゅつし、人気にんきはくしています。天丼てんどんてんぷら、うなどん醤油しょうゆ砂糖さとうきのようにしたうなぎのかばき、ビフテキどん牛肉ぎゅうにくのステーキというように、ごはんのうえにのせるおかずはおどろくほどバリエーションゆたか。おなじ「親子おやこ」でも、海鮮かいせん親子丼おやこどんといえば、サーモンと、サーモンとおなじサケさけたまご、イクラをわせたどんぶりものに。なかには、かいどん鶏肉とりにくがいにくたまごでとじたどんぶりもの。他人丼たにんどんともばれます)や、ばくだんどん(マグロや納豆なっとう生卵なまたまご、オクラなどをったどんぶりもの)など、おもしろいネーミングのものもあります。つまり、どんぶりものは自由じゆう自在じざいこのみのおかずをごはんにのせて、オリジナルどんにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

うなどんうえにのるうなぎのかばきは、してからたれをつけて関東風かんとうふうと、そのままたれをつけてやく関西風かんさいふうがあります。
サーモンとイクラをのせる海鮮かいせん親子丼おやこどんのほか、イクラだけをのせるイクラどんもあります。
とろとろたまご親子丼おやこどんができたら、みんなにせて、自慢じまんしよう!

親子丼おやこどんつくかた

材料ざいりょう(1人分りぶん

  • とりももにく……40g
  • たまねぎ……1/8
  • 三つみつば……適宜てきぎ
  • ごはん……どんぶり1杯分ぱいぶん
  • たまご……2

A(ぜておく)

  • みず……60ml
  • 砂糖さとう……さじ1
  • 醤油しょうゆ……おおさじ1

つくかた

1.具材ぐざい

とりももにく一口大ひとくちだいに、ななりにする。
たまねぎは薄切うすぎりにする。
ながやく1cmのざくりにする。

2.たまご

ボウルにたまごれてはしかフォークでざっときほぐす。らないほうが、白身しろみ黄身きみことなるあじわいをたのしめる。

3.たまねぎと鶏肉とりにく

ちいさいフライパンにAをれてにかける。いたら1のたまねぎととりももにくじゅんにまんべんなくらしてれる。
ふたをして、とりももにくとおるまで弱火よわびで5~6ぷんる。

4.たまごくわえる

1のれ、1のたまご全体ぜんたいまわれる
ふたをして30びょうほど中火ちゅうびにかけて、半熟はんじゅく状態じょうたいる。

5.ける

どんぶりにごはんをよそい、そのうえに4をすべらせるようにしてながれる。
完成かんせい
  • ※Aのみずは、みりんとさけかくおおさじ1、みず30nlにえてもよい。
  • がなければイタリアンパセリやセロリのなどで代用だいようする。

料理りょうり監修かんしゅう荻野おぎの恭子きょうこ