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流行通信 リヴリーアイランド | |||
インターネットのウェブ上に自分だけの小島を持ち、リヴリーと呼ばれる一匹の小さな生き物を飼う。こまめにエサをやり、気分転換に公園や他の島へ散歩に出したり、とつじょ現れるリヴリーの天敵と、特技をく使して戦うこともできる――そんな不思議な「リヴリーアイランド」の世界が女子中高生の間で人気を呼んでいます。 2003年7月、インターネット接続サービス会社ソネットがオープンした「リヴリーアイランド」は、ネット上で育てる電子ペットで、現在は約40万人の登録者がいます。遊び方は簡単で、動物あるいはようせいを思わせるかわいらしいキャラクターの中から好みのリヴリーを選んで名前を付け、箱庭のような小さな自分の島で飼育します。 リヴリーのエサは昆虫です。日々、与える虫の種類によってリヴリーの体は様々な色や形に成長し、現在30種類ほどあるオリジナルの形から100段階以上もの大きさの変化を見せます。また公園、広場、他の島などを散歩させることで経験を増やし、特技を身につけることもできます。毎日、手をかけて、しっかり世話をしてやれば、それだけ個性的なペットになるというわけです。 また「リヴリーアイランド」の中でお買い物ができるというのも楽しみのひとつです。通貨はリヴリーがはいせつするうんち「doodoo」で、これを貯めて エサ用の昆虫や島、そうしょく品をこう入することができます。04年5月にはカレンダーやぬいぐるみなどのリアルなリヴリーグッズが購入できるオンラインショッ プもオープンしました。 「リヴリーの長所はまずかわいいこと。レベルが上がるたびに新しい技を覚えるのも楽しいです。ユーザー同士、島のプロフィールを見て、けいじ板に書き込んだりして文通のようなやりとりをしたこともありますよ」 とリヴリー歴3年の女子高生Rさんは言います。「リヴリーアイランド」の物語世界にはまる女の子たちはますます増しょく中のようです。 |