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流行通信 体操ブーム! | |||
幼稚園でも小学校でも、みんなで歌いながら体を動かしています。軽快なテンポと心地よいメロディ。「♪アイーダアイダ アイーダアイダ」と全員で声をそろえます。リズムに合わせて、とんだりはねたり、身をかわしたり、ひねったり。「聞いているだけで体が自然に動いてくる」「みんなといっしょに踊れるから楽しい」と大よろこびです。いま、日本の子ども達のあいだでは、ダンスのように楽しく身体を動かせる体操が人気上昇中です。 群馬県藤岡市立神流(かんな)小学校では、4月にできたばかりのダンスクラブの23人のメンバーで「アイーダアイダ」を何度も「踊り」ました。顧問の高橋裕行先生によれば「覚えやすい曲なので、生徒たちはどんどん覚えてくれています」とのこと。また、10月1日の運動会では、5年生全員で披露する予定だそうです。 この「アイーダアイダ」を振り付けたのは、ダンサーで振付師でもある近藤良平さん。毎週月曜日から金曜日までの朝と夕方、NHK教育テレビで放送中の「からだであそぼ」で、おおぜいの子どもたちが軽やかに体を動かしています。 その振付師の近藤さんが一家で出演する「こんどうさんちのたいそう」も、同じ番組で放映されています。近藤さんと奥さん、それに2歳の娘(ときに両親や愛犬デュークまで登場します)が自宅のリビング・ルームで独自の体操をするユニークなコーナーです。 別のテレビ番組では「健康筋肉体操」を紹介しています。幼児番組「おかあさんといっしょ」で「体操のお兄さん」を今年3月まで12年間つとめた佐藤弘道さんが、子どもたちといっしょに歌いながら体を動かします。こちらもたいへんな人気です。 「アイーダアイダ」も「こんどうさんちのたいそう」も「健康筋肉体操」も、始まったのはすべて今年の4月。これから多くの学校で、体育の授業や運動会でとりあげられるようになり、みんなのあいだにますます浸透していくことでしょう。 |