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相撲は土をかたく固めた土俵の上で行われます。四角形の台の上に直径4メートル55センチの円を俵でつくります。この円内が競技スペースです。
塩をまく(日本相撲協会)
勝負の順番になって自分の四股名(しこな=力士の名前)を呼ばれた力士は土俵に上がり、四股をふんだあと、清めの塩を土俵にまき、相手の動作に合わせて腰を落とし左右にひざを開き、仕切り(立ち合いの身がまえで、いつでも立ち上がれる体勢を取る)に入ります。相手と呼吸を合わせ、両こぶしを土俵にさっと一度下ろして立ち上がり、試合開始です。行司は力士が技をかけているときには「残った」と、動かないときには「ハッキヨイ(発気揚々=さあ、がんばれの意味)」とかけ声をかけます。
寄り切り
寄りたおし
浴びせたおし
押し出し
押したおし
つき落とし
上手投げ
上手出し投げ
下手投げ
イラスト出典:
1, 9, JTBパブリッシング発行『英文日本絵とき事典16』
2, 5, 現代書館発行『相撲大事典』
3, 4, 6, 7, 8, 小学館発行『日本大百科全書13』、イラストレーター田中淑安
相手をたおすか土俵の外に出すと、行司が手に持った軍配を上げて勝ち力士を示します。この勝負の決まり手は、組んで相手の体勢をくずしたあと土俵の外に出す「寄り切り」、このとき相手をたおしたら「寄りたおし」。土俵の中で相手の体にのしかかるように自分の体重をかけてたおすと「浴びせたおし」となります。
組まないで手を相手のわきの下や胸にかけて押し、土俵の外に出すと「押し出し」、土俵の外でも中でも押して相手がたおれれば「押したおし」。片手を相手のわきの下かわき腹に当てて、相手をななめ下に押さえつけるようにたおすと「つき落し」となります。
組んで相手の腕の外側からまわしをつかんで投げてたおすと「上手投げ」、このとき引きずるようにすると「上手出し投げ」。組んで相手の腕の内側からつかんでいるときは「下手投げ」など細かく分かれています。その数は増えたり減ったりしてきましたが、現在はあわせて82手あります。
このほかに8つの禁じ手があります。にぎりこぶしでなぐること、目やみぞおちなどの急所をつくこと、胸・腹をけりあげることなどで、これは反則負けになります。