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着物の形と種類 (2)

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美しい袋帯(株式会社タツムラ)

 また、きものには帯が欠かせません。帯は体の前で合わせたきものを美しく安定させるためのもので、実用と装飾を兼ねています。種類は表面だけに模様があしらわれた袋帯、帯の中心の幅が半分にしてあり、体に巻きやすい名古屋帯の2種類が有名で、長さは両方とも4m前後、幅は30cm前後です。帯の作りでは西陣と呼ばれる京都の織帯が、金や銀などの華やかな色使いで有名で、他にも博多献上(はかたけんじょう)と呼ばれる福岡県で生産される帯もよく知られています。


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代表的な帯結びとして知られる太鼓結び(撮影:山本義昭 写真提供:世界文化社)

 帯の結び方も様々ありますが、太鼓結びという結び方が最も一般的です。太鼓結びは、結びの部分にクッションのような袋を作り、背中にボリュームを持たせるのが特徴で、江戸時代の末期から流行したものです。それまでは帯の結び方は前で合わせたきものがはだけないようにと押さえることだけが重要だったのですが、しだいに見た目にも美しい結び方が広まっていきました。


 明治時代に入ると、帯の型をこわさずに、より色彩豊かに見せるため帯の上に巻き付ける帯揚げや、帯の結び目を固定する帯締めといった小物が登場し、その色合わせが着る人のセンスの見せどころとなりました。


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帯締めや髪留めはきものをおしゃれに着こなす上で重要なアクセサリーです。(中谷比佐子)

 また、他にもきものの着こなしに欠かせないものとして、衿元を引き締め、汚れを防ぐために着る半衿(はんえり)や、足を小さく見せ、親指とほかの指を分けた形の足袋(たび)などがあり、色は白を使うことがきもの姿を美しく見せる要となっています。