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試合場内は8メートル四方以上10メートル四方以内(図の内側のライン)で、審判員は主審1人と副審2人。互いに組み合って、相手を投げる「投げ技」67本、相手の動きを取れなくする「固め技」29本を使い分けて勝敗を競います。
試合場の概略図(jtb発行『英文日本絵とき辞典16』から転載、イラストレーター:松下正己)
技のポイントで最も上位が「一本」で、投げ技では相手の背中を完全に畳につけた場合。固め技では相手が「参った」と言うか、体や畳を2度以上タップした場合で、その瞬間に試合が終わります。さらに「一本」には至らなくても優れた攻勢をしかけたプレイヤーには、ポイントの高い順に「技あり」「有効」「効果」が与えられ、「技あり」2つで「合わせて一本」とします。「有効」、「効果」はいくつ加算しても「一本」にはなりませんが、勝負判定の材料になります。
抑え込みは技に入ってから25秒か、相手の「参った」の合図で「一本」、20秒以上25秒未満で「技あり」、15秒以上20秒未満で「有効」、10秒以上15秒未満で「効果」が与えられます。
嘉納治五郎杯国際柔道大会の様子(財団法人講道館)
ポイントは技のほかに相手の反則で得られます。組み合わなかったり、故意に場外に出たり、戦意が乏しかった場合に適用され、禁止されている技を使った場合は即「反則負け」となります。反則は加算され、最も軽微な「指導」が2つで「注意」、さらに「警告」と重くなります。ポイントで並んだ場合は、審判員3人が旗判定で優劣を決めます。
柔道の魅力の一つに礼法があります。これは相手を敬う気持ちを体現したものです。立礼は腰の部分を約30度曲げ、上体を前方に倒します。選手が義務付けられている礼は、1試合につき7回。試合場の入・退場時、試合前・後に正面に向いた時、試合前・後に開始線で相手に向いた時、試合結果を主審が宣言した時です。