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玄関で靴を脱いで1段上がって家の中へ
日本の伝統的な家は、土をふみ固めたり石をしきつめたりした平らな基礎(きそ)の上に木の柱を建てて作ります。世界中に木の家はありますが、四季がはっきりとしていて夏はむし暑く、冬寒い日本の家にはどのような特ちょうがあるのでしょうか。
まず、床(ゆか)は地面の湿(しっ)気をさけるため、地面から数十センチ上に根太という横方向の木材をわたした上に張ります。台所やろう下などは板張りのままですが、人が座って使う部屋には、イグサという植物でできた分厚いマットレスのようなたたみを全面にしきつめます。たたみの上には本来椅子はおかず、直接座るか座布団という平らなクッションをしいて座ります。日本の家に入る時くつをぬぐのはこのためです。
家の骨組みは木でできており、全体の重さを支えているのは縦方向の柱、横方向の梁(はり)、そしてななめ方向の筋かいです。ただし筋かいは日本が外国の技術を取り入れるようになってから用いられるようになったものです。日本の建築は夏の日差しをさける深い軒(のき)と大きな屋根の存在感が特ちょうといわれており、その重さを支えているのがこの骨組みです。
深い軒は、雨が多い風土にも最適
かべは昔は竹で編んだあみのようなものの両側に土をぬって作りましたが、現代ではいろいろな素材が開発され、合板などもよく使われています。また古くは柱がかべの外側に見える真かべ作りが主流でしたが、明治以降防火の観点からも柱をかべの中に納める大かべ作りが取り入れられるようになりました。
昔の屋根は板やわらでおおったものが多かったのですが、現在ではほぼ瓦(かわら)ぶきです。屋根は雨や風、雪、日照といった自然条件に最もえいきょうされやすく、地方によって様々な特ちょうがありますが、雨をうまく流すために平らではなくかたむきを持つところは共通です。
日本の家は、伝統的な形に新しい技術を取り入れ、燃えにくく便利な形に発展してきました。しかし最近では環境に優しく、長持ちする伝統的な建て方も見直されてきています。みなさんもゲームで実際の日本の家を訪ねてみませんか。